ガンナー視点のモンハン【MHXX】

ハンターネームDanTe

Lv2貫通弾においての弾導強化の必要性

前回の記事でLv1貫通弾について考察しました。今回はLv2貫通弾です。

論点は前回と同じく

1.Lv2貫通弾のクリ距離はどれくらいか
2.Lv2貫通弾のヒット間隔はどれくらいか
3.弾導強化は必須か

の3点です。

 

1.について

検証方法については前回の記事を参照。
Lv1貫通弾における弾導強化の必要性 - ガンナー視点のモンハン【MHXX】
【検証結果】
Lv2貫通弾のクリティカル距離は2回避強から4回避強まで。歩数にして13歩~26歩。よってクリ距離間は26-12=14歩

2.について

これも前回と検証方法は同様。
【検証結果】
Lv2貫通弾のヒット間隔は

〇--3歩-〇--3歩-〇-2歩-〇

目測&記憶による歩数測定なので確証はないがおそらくこれが妥当。1ヒット目と2ヒット目の間隔がもうちょっと長い気がするが議論に影響しないのでこのまま進める。全ヒットに必要な距離は8~9歩

3.について

弾導強化の効果の検証
【検証結果】
弾導強化をつけた場合、Lv2貫通弾のクリティカル距離の終端は6回避。歩数にして36歩

弾導強化の考察

弾導強化なしの場合、クリ距離間14歩に対して全ヒットクリティカルに必要なのは8~9歩1回避弱(5~6歩)しか余裕がなく、これを維持するのは不可能ではないが困難ではある。全ヒットクリティカルにこだわらなければ距離維持に1回避の余裕が生まれて現実的になるので3ヒット1.5倍(クリティカル)、1ヒット1.0倍として扱う。

弾導強化ありの場合、クリ距離間が36-12=24歩になるので2回避強~4回避半(36-9=27歩)の距離を維持すれば全ヒットクリティカルが可能である。そしてこの距離の維持は難しくない。したがて、弾導強化ありの場合4ヒット1.5倍として扱う。

 

以上の仮定をもとにLv2貫通弾の威力を見積もると

弾導強化なし 7×(1.5×3+1.0)=38.5
弾導強化あり 7×1.5×4=42
弾導強化の強化倍率 42÷38.5=1.090…≒1.09倍

となり、Lv2貫通弾を使う場合弾導強化は1.09倍のスキルとして見なせる。これは会心率0%→36%の強化に相当する。1ヒットクリティカルに変えるだけでも十分強力なスキルと言えるだろう。

肉質による影響はどうか。Lv2貫通弾の場合Lv1貫通弾に比べて弱点部位へのヒットの価値が低い。Lv1と同様にブラキディオスに撃つとして、頭(50)→胴(20)→胴(20)→胴(20)とヒットすると仮定しよう。この場合

弾導強化なし 7×(1.5×50+1.5×20×2+1.0×20)÷100=10.85
弾導強化あり 7×1.5×(50+20×3)÷100=11.55
弾導強化の強化倍率 11.55÷10.85=1.064...≒1.06倍

となり期待より倍率が低くなってしまう。会心率換算すると0%→25%相当なので元々の会心率が低い武器ならば見切り+3のほうが強いだろう。素の会心率が43%を超えれば弾導強化のほうが強くなるがそんな武器はないので関係ない。(むしろ会心率40%あるなら見切り+超会心のほうが伸びそうである。)25%の会心率上昇及び貫通弾との相性を考慮すると、7スロスキルと8スロスキルという違いはあるが同じく10ポイントで発動する連撃の心得と同等の強さはあると言えるだろう。

まとめ

Lv2貫通弾を使用する場合、弾導強化は必須とは言えないがコスパが良いので火力スキルとしての優先順位は高いと言える。肉質が一様なモンスターになら貫通弾強化並みのパワーアップが見込めて、肉質が偏っていても他の会心スキルと同等の活躍が期待できる。