ガンナー視点のモンハン【MHXX】

ハンターネームDanTe

Lv3貫通弾においての弾導強化の必要性

Lv3貫通弾について調べます
詳細についてはLv1貫通弾においての弾導強化の必要性 - ガンナー視点のモンハン【MHXX】を参照してください。

1.Lv3貫通弾のクリティカル距離はどれくらいか
2.Lv3貫通弾のヒット間隔はどれくらいか
3.弾導強化は必須か 

1.について

【検証結果】
Lv3貫通弾のクリティカル距離は2回避強から5回避弱まで。歩数で表すと13歩~28歩。よってクリ距離間は28-12=16歩

2.について

【検証結果】
Lv3貫通弾のヒット間隔は

〇--3歩-〇--3歩-〇-2歩-〇1歩-〇

正直3ヒット目以降は間隔が短すぎてよくわかりません。Lv3貫通弾が全ヒットするのに必要な距離は9~10歩。5ヒット目がリノセトスの尻尾を越えた辺りだったので妥当だと思います。

3.ついて

弾導強化の効果
【検証結果】
弾導強化を付けた場合Lv3貫通弾の終端は6回避半。歩数にして39歩

 弾導強化の考察

弾導強化なしの場合、Lv3貫通弾のクリ距離間16歩に対して全ヒットに必要なのは9~10歩1回避強(16-10=6歩)の余裕があり全ヒットクリティカルさせるのは不可能ではない。しかし、Lv1貫通弾での考察で2回避強~3回避半の距離維持なら可能と議論したので、余裕を持たせて4ヒット1.5倍(クリティカル)、1ヒット1.0倍として扱う。(理論上3回避半弱、すなわち20歩の距離から撃つとギリギリ4ヒットだけクリティカルとなる。)

 

弾導強化ありの場合、クリ距離間は39-12=27歩あり5回避(39-10=29歩)のところから撃っても全ヒットクリティカルがあり得る。したがって、全ヒット1.5倍として扱う。

 

ここから弾導強化の強化倍率を求めると

弾導強化なし 7×(1.5×4+1.0×1)=49
弾導強化あり 7×1.5×5=52.5
弾導強化の強化倍率 52.5÷49=1.071…≒1.07倍

弾導強化なしで3ヒットだけクリティカルになると仮定した場合、その時の強化倍率は

52.5÷{7×(1.5×3+1.0×2)}=1.153…≒1.15倍

1.07倍という倍率は悪くないと思われるが、全ヒットクリティカルにするには弾導強化がなくてもそれほど難しいわけでもないので実際には1.07倍も効果がないと思われる。上手い人であれば2.5±0.5回避の距離で常に立ち回ることができるのでほとんど死にスキルである。

肉質を考慮してブラキディオスに正面から撃った場合を考えて、頭(50)→胴(20)→胴(20)→胴(20)→胴(20)とヒットしたと仮定すると

弾導強化なし 7×(1.5×50+1.5×20×3+1.0×20)÷100=12.95
弾導強化あり 7×1.5×(50+20×4)=13.65
弾導強化の強化倍率 13.65÷12.95=1.054…≒1.05倍

となる。これはネコの暴れ撃ちに毛が生えた程度であり、他のスキルのほうが有用であることが多い。つまり偏った肉質に弱点を通すような撃ち方をする場合、硬い部分でのヒットをクリティカルにするよりは会心率を上げてヒット全体の火力を上げたほうが良い。

 

話は変わってLv2貫通弾とLv3貫通弾を比較するとモーション値が同じでヒット間隔もそれほど変わらないことがわかる。しかしLv3貫通弾のほうがクリ距離が長いので、撃てるボウガンであればそちらから使うのが良いだろう。

まとめ

Lv3貫通弾を使用する場合、弾導強化の恩恵は薄いので無理してつける必要はない。しかしLv3貫通弾は調合分を含めても持ち込み数が少なく、Lv2やLv1もサブ弾として使用することが多いので継戦能力を上げるためにも付けたほうが良い。

余談

ブレがあるボウガンで貫通弾を撃つとブレ部分でヒット間隔が狭まるらしい(未検証)。もしそれが目に見えて実感できるほどであれば本当にLv3貫通弾においては弾導強化は必要ないだろう。

総括

三回にわけて貫通弾における弾導強化の有用性について論じてきたが、1つだけ考慮していないものがある。それはヒットストップだ。肉質の柔いところを通せばヒットストップがかかりその分ヒット間隔が伸びてしまう。そうすると全ヒットクリティカルは難しくなるわけで弾導強化は必須という結論に至る。しかしこの結論も疑い深く、ヒットストップがかかることによりフルヒットしないと仮定すると、そもそもクリティカル距離を伸ばす必要がないので弾導強化はいらないということになる。ここら辺の境目がどうしてもモンスターによるとしか言いようがないため今回はヒットストップは考慮しなかった。弾導強化は考察し甲斐のあるスキルなのでもうひとテーマほど記事を作りたいと思っている。